正面玄関を入ると、大手警備会社のセキュリティシステムがあり、突き当たりに公衆電話が設置されていた。現金で掛けられる。時計は丁度六時を指していた。アメリカ屋のフリーダイヤルは、午後六時までのはずだった。手が勝手に受話器を取り上げていた。『大…
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